B2Bカンファレンスで掴んだ確かな手応え――アルファス株式会社木下克朗氏が語る“伝わるピッチ”の重要性

アルファス株式会社様

アルファス株式会社 代表取締役社長 木下 克朗氏

アルファス株式会社は、燃焼向上と排気ガスの改善につながる製品を展開し、環境負荷低減に向けた取り組みを行っている企業です。今回、B2Bカンファレンスに登壇し、自社商品の特徴や実演を交えたピッチを実施。ブース出展と組み合わせたことで、多くの来場者との接点が生まれ、新たな商談や実証実験にもつながったといいます。本記事では、代表取締役社長の木下克朗氏に、イベント登壇の感想や反響、そして“伝わるプレゼン”の重要性について伺いました。 

ピッチ登壇で実感した「伝わる構成」の大切さ

――B2Bカンファレンスに登壇されてみて、率直な感想を教えてください。

正直、あんなに反応があるとは思っていませんでした。登壇後にたくさんの方がブースに来てくださって、「あのピッチでよく来てくれたな」と驚いたくらいです。

緊張はしていないつもりだったんですが、後から振り返ると、かなり緊張していたと思います。実は、他の登壇者の話を聞いている途中で、「自分が準備してきた内容は今回の趣旨と少し違う」と気づいたんです。そこから急いで頭の中で組み立て直して、本番に臨みました。

でも実際にステージへ出たら、「あれ、何を話そうとしていたんだっけ」と頭が真っ白になってしまって(笑)。かなり焦りました。

――審査員からのフィードバックで印象に残っていることはありますか。

一番感じたのは、「自分が言いたいことを話すだけでは駄目なんだ」ということです。プレゼンは、聞く側が理解しやすい構成にしないと伝わりません。

専門知識のない人が聞いても「なるほど」と思えるように、分かりやすさやイメージのしやすさを考えなければいけなかった。その部分は本当に勉強になりました。

自分の中では理解している内容でも、他人に伝えるとなると全然違う。そこに大きなギャップがあることを痛感しました。

ピッチ後にブース来場者が急増 商談にも発展

――実際にピッチ後の反響はいかがでしたか。

ピッチ後はブースにかなり多くの方が来てくださって、30人以上とお話ししました。その中から実際にやり取りが始まった企業もあります。

物流関係や販売系、エネルギー関連の会社さんなど、幅広い業種の方とつながりました。中には船のエンジン清掃をされている会社もありましたね。

イベント前は、ブース前を通る方がチラッと見る程度で、ほとんど興味を持たれていない感じだったんです。でもピッチ後は明らかに変わりました。持参していたサンプルも、ほとんどなくなりました。

――サンプルの配布は良いアイデアですね!感想などは届きましたか?

お配りしたのは製品が50ccほど入った小さな瓶です。それだけでも実際に使ってもらうと、排気ガスがかなり綺麗になります。

イベントでお配りしたサンプルを実際に自分の車に入れて、試された方から「全然違った」「変化に驚いた」という感想をかなりいただきました。

B2Bで新規案件も成立 大手企業との実験も進行

――イベント後、成果があったとお伺いしましたが、詳しくお聞かせいただけますか?

はい。B2B関連で新しく始まった案件が3件あります。すでに2件は成立していて、もう1件は大手の製造会社さんです。現在、実験段階に入ろうとしているところです。

大手企業様が実験を行うというのは、かなり大きな意味があります。もともと新しい商品には非常に慎重な会社さんなので、そこが実験を進めるというのは大きな前進だと思っています。

もし効果が確認できれば、業界全体へ広がる可能性もある。そこにはかなり期待しています。

――今回のイベント効果は想像以上でしたか。

圧倒的でした。これまで万博関連や商工会のイベントなどにも参加してきましたが、今回のイベントが一番反応を感じました!やはりピッチをしたことが大きかったと思います。

商品をただ並べるだけではなく、「何が良いのか」「どう変わるのか」を直接説明することで、一気に理解してもらえた感覚がありました。

ピッチの中で動画を見ていただいたのも良かったと思います。やはり視覚的に伝えるのは強いですね。

「上手さ」よりも「熱量」が伝わる

――これからピッチに挑戦しようとしている企業へメッセージをお願いします。

とにかく、分かりやすく伝えることが大事だと思います。情報を100個も1000個も詰め込むのではなく、「一番伝えたいこと」を絞り込んで話す。それだけで反応は変わるはずです。

それに、必ずしも上手に話す必要はないと思っています。実際、自分はかなりたどたどしかったですし、最悪でした…(笑)

でも逆に、「気持ちはすごく伝わった」と言ってくださる方が多かったです。やはり熱量は伝わるんですよね。オンラインでは伝わりにくい部分も、リアルな場だと届く。それを今回強く感じました。

「リベンジしたい」――次回登壇への意欲

――今後もB2Bカンファレンスへ参加したいと思いますか。

はい。ぜひリベンジしたいです(笑)今回参加して、ピッチの流れや伝え方の重要性がよく分かりました。かなり勉強になりましたし、自分に足りない部分も見えました。

だから次は、もっと分かりやすく、もっと伝わるプレゼンをしたいと思っています。

イベントを通じて新しい出会いや案件にもつながりましたし、本当に意味のある時間でした。認知度を上げるという意味でも、大きな成果があったと思っています。